土地から買って家を建てなければいけない人は、
土地を買う必要がない人に比べて
銀行からの借り入れが大きくなるため、
夫婦いずれかの所得だけで
満額借りるのが難しくなってきます。
結果、夫婦で収入を合算しつつ
お金を借りる場合が多くなるのですが、
もちろん、現在は夫婦そろって働き続けることが
当たり前ではあるものの、
個人的には、どちらもがフルタイムで働き続けることを
前提としてお金を借りるべきではないと思っています。
理由は、これから先もずっと
今と同じように働き続けることが出来るかどうか
分からないからです。
今の給料のまま同じ会社で働き続けられる保証がないのが一つ。
そして、親御さんたちがまだまだ現役で働き続けているとしたら、
子供たちの世話を頼むにしても限界があるし、
また、その親御さんたちが、
介護が必要になる可能性もゼロではないからです。
そんなこんなで、
土地から買って家を建てなければいけない人は、
家づくりの予算を抑える方法を知った上で
家を建てるべきだと思います。
おはようございます。
OHANA HOUSE Inc. 神田です。
では今回は、
家づくりの予算を抑える現実的で具体的な方法について
ダイジェストでお伝えしていきたいと思います。
✔️ 平屋にする
家の予算を抑えるためには平屋にすべきです。
平屋にすれば階段がなくなるし、
間取りのつくり方によっては廊下もなくすことが出来るため、
面積を抑えることが出来るからです。
✔️ なくてもいいものをなくす
ただし、ただ平屋にしただけでは、
充分にコストが落ちるわけではありません。
なので、なくてもいいものをなくす
という作業をしなくてはいけません。
それぞれの部屋の広さや部屋の数などです。
これによってさらに面積を抑えることが出来るため、
この時点でみんなが建てている2階建ての普通の家より
安いコストで建てられます。
✔️ 土地は必要な広さに止める
建てる家がコンパクトに出来そうなら、
買う土地もコンパクトに出来ます。
そして、探す土地の広さの目安は、
あなたが必要な平屋の建築面積の他、
家の周囲に10坪程度、車1台につき4.5坪なので、
あなたが必要だと思う台数分、
これらを足した広さで充分です。
仮に建築面積が30坪の平屋で
置きたい車の台数が3台だとしたら、
53.5坪ぐらいの広さを目安として土地を探せばいいというわけです。
✔️ 余分な外構工事をなくす
これまでお伝えした内容で土地を買い、
家を建てれば、
必然的に外構工事の面積が最小限になります。
そして、外構工事のコストを
さらに下げるために必要な要素が、
✔️プライバシーが担保された家にする
ということです。
つまり、周りからの視線が
気にならない家をつくるということです。
これが出来れば、
防犯のために塀の工事にお金をかける必要がなくなると共に、
目隠しのための植栽や塀をつくる必要がなくなります。
かつ、プライバシーが担保された住まいは、
必然的に家の外観も美しくなるので、
庭にも余分な装飾をする必要がなくなります。
✔️ 土地の日当たりは気にしない
そして最後に、
一番大事なこととしてこれを覚えておいてください。
これを知っていれば格段に土地の価格を落とすことが出来ます。
なぜ、土地の日当たりを気にしなくていいのかというと、
日当たりを良くしたい部屋は
日が入ってくる場所につくればいいだけだし、
どんな土地でも、土地全体が、
日当たりが悪いわけではないからです。
つまり、土地に合わせて間取りを考えさえすれば、
どんな土地でも明るく日当たりがいい家を
つくることが出来るというわけです。
いかがでしたか?
ものすごくダイジェスト的にお伝えしたのですが、
これが家づくりのコストを
最小限に抑えるために必要な全ての要素です。
これらを知っていたら、
他の人たちに比べて圧倒的にコストを抑えながら、
他の人より格段にいい家を建てることが出来ます。
そしてお金の不安を小さくすることが出来るので、
ぜひこの内容を覚えておいていただけたらと思います。