家づくりの予算と4つの投資

10年ごとに2年ずつ寿命が伸び続けてきた結果、
私たち日本人は人生100年時代を迎えた
と言われているのですが、
ゆえ、この長い道のりを安心して暮らしていくために
4つの投資を意識した上で
家づくりの予算計画を立てないといけないと考えています。

おはようございます。
OHANA HOUSE Inc. 神田です。

というわけで今回は、
これから家を建てる誰もが意識しておいた方がいい
と考えている4つの投資についてお伝えしていきたいと思います。

その1:自己投資

働く期間が50〜60年となると、
勤めている会社がずっと存在するかも分からないし、
そこに最後まで勤め続ける可能性もほぼないと思います。

ゆえ、これだけの長い期間を働き続けるためには、
セカンドキャリアも視野に入れつつ、
常に自己投資をしておくべきではないでしょうか。

そして、そのためには、
本を読んだり、学びに行ったり、旅に出たり、
新しい人と交流することで視野や見聞を広げ、
変化する時代の流れを感じ、
それに対応する力や周りから必要とされる能力を
つけておいた方がいいと思っているのですが、
もちろん、これらには時間とお金が必要なのは
言うまでもありません。

その2:健康のための投資

これも自己投資の中の1つですが、
長く働き続けなければいけない以上、
健康を維持するための努力も
常にしていくべきだと思っています。

もちろん、そうは言っても
不運にも病気になる可能性はあるのですが、
とはいえ、出来るだけそうならないように、
そして良いパフォーマンスで仕事が出来るように
しておくことが大事だと思っています。

このためには、
常日頃から食べるものに気を付けることと、
適度な運動をすることだと思いますが、
栄養がある食事を中心にすると
食品コストも高くなりやすいし、
適度な運動を維持するためには、
お金を払ってジムに通うことが
一番手っ取り早いのではないでしょうか。
常に誰かに監視されていたら
やらないわけにはいかないですもんね(笑)

その3:子供への投資

そして、忘れてはいけないのが子供たちへの投資です。
子供たちが早く自立してくれないと、
いつまでも子供たちに手間とお金がかかり続けます。

ゆえ、子供たちへの教育資金についても
余力を残しておくべきだと思っています。
超現実的な話になりますが、
データや調査によると親の所得や家計が
子供たちの学力にかなり強く影響を及ぼすようですし。

なので、子供たちの未来の選択肢をより広げたやるために、
そして、子供たちが早く自立出来るようになるために
子供への投資余力も残しておいて欲しいと考えています。

その4:積立投資

そして、最後の投資がこれです。
この理由は、体調を崩し働けなくなった時、
あるいは十分な状態で働けなくなった時に備えるため、
そして老後に備えるためです。

要は、自分が働くことによる収入だけでなく
同時にお金にも働いてもらうことによって
もし自分に何かがあったとしても
困らないようにするという考え方です。

この手段としてやって欲しいのが「長期積立投資」です。
つまり、一攫千金を狙ってまとまったお金を
ハイリターンが期待出来るものに突っ込むのではなく、
毎月(毎日)コツコツと小さな金額を積み立てていくということです。
かつ、このお金は必要になる時まで
絶対におろさないと心に決めることです。

いかがでしたか?

個人的には、以上の4つの投資は
長い人生を心にゆとりを持って歩んでいくためには
例外なく誰もが必要だと思っているのですが、
家や車にお金を使い過ぎてしまうと、
これらに回すお金の余力がなくなってしまいます。

ゆえ、思い立ったら
いきなり家づくりに進むのではなく、
まずはこういった費用についても
家族で話し合った上で、
家づくりや家づくりの予算について
考えてみてもらえたらと思います。