面倒くさがり屋さんの家づくり

仮にあなたが、私と同じように散らかっているのを
見て見ぬふりをするタイプだとしたら、
そして、火がつくとトコトン片付けや掃除をするけれど、
それまでは相当お尻が重い
筋金入りの面倒臭がり屋さんだとしたら、
これからお伝えする2つのことを
家づくりに取り入れていただくといいかと思います。

実際、自分の家で暮らしてリアルに感じていることを元に
お伝えしていくのでなかなか参考になる内容かと思いますし、
きっと片付けも掃除も肉体的にも気分的にも楽になるかと思います。

それでは恥をしのんでお伝えさせていただきます。

おはようございます。
OHANA HOUSE Inc. 神田です。

まず、こんなタイプの方が間取りで取り入れたいことが、
「リビングのすぐ近くに大きめの収納をつくる」
ということです。
この一番の理由が、
服を寝室のクローゼットまで夜持って片付けにいくのと、
朝持って降りてくるのがとにかく面倒臭いからです。

大掃除の後などは部屋がきれいになっているので
しばらくは頑張ってそれもやるものの、
部屋が汚れていくのに比例してそれもどんどんしなくなり、
いつの間にかダイニングの椅子には
上着やらパンツやらがガサッとかけられている状態
なのが我が家です・・・

しかも、僕よりもひどいのがうちの子どもたち。
ちなみにそれなりの歳の女の子ですが、
常に制服も普段着も全て脱ぎっぱなしの放りっぱなし、
カバンや荷物も何もかも全てリビングに置きっぱなし・・・
という状態です。

もはや、この状態を見たら、
片付ける気力なんて一気に失せてしまうでしょう。

というわけで、我が家のリビングダイニング周辺は
いつもとてつもなく散らかっているのであります。

そして、それを解決する方法の一つ目が
「リビング横に衣類もしまえる収納をつくること」
ではないかと思っている次第です。
もっとも我が家に至っては、
これをしたとて大した解決策にならないかもしれませんが・・・

そしてもう1つのアイデアが
「子ども部屋は1階につくる」
ということです。

個人的にこれは
ものすごく素晴らしいアイデアだと思っています。
というのも、1階に子ども部屋をつくれば
そこは子供たちの部屋であると共に
子ども用リビングとしても使えるからです。
また、莫大な量がある
子どもたちのものの収納にもなるからです。

つまり、子どもたちが自分の部屋で遊んでくれやすくなるため
リビングが散らかりにくくなるし、
子ども部屋ならどれだけおもちゃを出しっぱなしにされていても
別段問題もないってわけです。

カバンや衣類だって
わざわざ階段を上がって持っていくのは
だいぶ面倒臭いけれど、
その向こうまでぐらいなら
持っていってくれやすくなりそうですもんね。
あるいは、持っていかない場合でも
自分自身が持って行きやすいですし。

なんなら、冬場の洗濯干場として使ったっていいわけです。
子供たちは、小さいうちそこで寝るわけではないですし。

そんなわけで、個人的に面倒臭がり族は
ほぼ強制的にでもこの2つを取り入れるべきだと思っています。

そして、なんなら寝室すら1階につくって
「平屋」にしたらいいと思っています。
そしたら、生活自体がもっと楽になりそうですし。

ただ、階段の上り下りは、
日常のちょっとした運動になるという見方もあるので、
健康面で考えると寝室は2階でもいいような気もします。

これに関しては、
わざわざ土地を余らせてまで2階部分をつくる必要はないので、
それぐらいの運動は別でしてくださいという話になるのですが。

それはさておき、
仮にあなたが私と同じように
超面倒臭がり屋さんで
あんまり片付けも掃除もしたくないタイプだとしたら、
ぜひこの2つのアイデアを家に取り入れてみてください!

多分、住んでからのストレスは
そうでない場合に比べてずいぶんと小さくなるはずだと思います。