知らないと大損する情報

色んなことに縛られない
自由で豊かな人生を歩んでいただくためには、
複利効果を最大限活かせるように
「貯金」をやり続けることが大事で、
それを実現するための一歩として
前回住宅ローン選びの重要性について
お伝えさせていただいたのですが、
絶やすことなく「貯金」をやり続けていくために
もう1つ大切なことが
「電気料金」にどう対処するのかということです。

2022年の10月をもって
燃料調整費の上限が撤廃されたことで
電気料金が一気に値上がりしたし、
電気料金はこれからも容赦なく上がっていく可能性が高いです。

ゆえ、「貯金」の元手を減らす
直接的な原因となる可能性が高い電気料金の値上がりに
家を建てるタイミングで、
しっかりと対処していただきたいと考えている次第です。

電気料金は、
いつか終わりがある住宅ローンと違って
生きている間ずっと必要となるコストですから。

おはようございます。
OHANA HOUSE Inc. 神田です。

では、そのためにはどうすればいいのか?

それは、断熱性能を高めることではありません。
また、換気性能を高めることでもありません。

これらは、日々の暮らしの快適性を
格段に高めてくれるものであることは
疑いようのない事実ではあるものの、
これらによって電気料金が安くなるというのは
正しい情報ではありません。

家庭の電気料金の中で冷暖房が締める割合は
年間で28%ぐらいしかないからです。
(国が発表しているデータです)

そして、家を高性能化したことによって
これがゼロになるわけでもなく、
せいぜい2〜30%削減出来ればいい所だというのが
事実だからです。

つまり、仮に年間で必要となる電気料金を
20万円だと想定した場合、
冷暖房にかかっている電気料金は
その28%の56,000円であり、
仮に20%削減出来たとしても、
月ベースでは1000円弱しか安くならないというのが
現実だということです。

いわば、家の高性能化は
電気料金を抑えるための対策ではなく、
長い目で考えるとより快適な暮らしを
コストアップすることなく手に入れるための手段である
というわけです。

ゆえ、電気料金に正しく対処するためには、
「家の高性能化」という手段ではなく、
「太陽光発電の設置」という手段を推奨させていただいています。

✔️ 太陽光発電の間違った認識

太陽光発電は電気料金の中で28%を占めている
冷暖房費だけでなく、
28%を占めている給湯器やその他全てを占めている
家電などの動力の料金も全てまかなってくれます。

ゆえ、リアルタイムで高騰し続けていっている電気を
電力会社から買わないようにするための最善の手段であることは
火を見るよりも明らかなことなのですが、
以下の2つの間違った認識によって後ろ向きに感じている方が
けっこういらっしゃるのではないでしょうか。

その1:パネルが長持ちしない

1つ目の認識がこれです。
現在、国内メーカーの発電補償は25年という
家電製品では異例の長さであるにもかかわらず、
なぜか多くの方が10年ぐらいで
パネルがダメになるんじゃないかと思っていたりします。

また、パネルの廃棄がものすごく高いという
間違った認識もなぜかよく耳にするのですが、
これも国内メーカーの製品では全くそんなことはないし、
そもそも何十年も先のことを心配して
下手したら何百万円も無駄なお金を支払うことになると考えたら、
めちゃくちゃ勿体無いですよね。

その2:採算が合わない

これも反対派の人がよく口にすることですが、
買取金額が48円や42円だった時の電気料金と
現在の電気料金がいかに違うのかに目を向ければ、
これがいかに出鱈目なのかご理解いただけると思います。

もはや現在は余った電気を売って儲けるのではなく、
高騰していく電気を電力会社から買わないことによって
手元からの資金流出を防ぐというのが正しい認識です。

ゆえ、こういったファクト(裏付け)がない
間違った情報に惑わされないように
気をつけていただければと思います。

現在の世界の動きを見ている限りでは、
電気の製造コストは下がるどころか上がっていく一方であり、
太陽光発電すらつけてないお家は
家計の負担は上がり続けていく一方ですから。

というわけで、
ローン選びにせよ電気料金に対する対処にせよ、
家づくりをする時は人生の大きな分かれ目になるといっても
過言ではないので、
よく勉強してから家づくりを行っていただければと思います。