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2022.03.24

表と裏を同時に考えるバランス

おはようございます。
耐震に関する質問をいただく度に、「うちは平屋が基本ですから!」
とお答えしている OHANA HOUSE Inc. 神田です。

つまり、そもそも2階がない平屋は、上からの荷重が少なく、かつ重心がしっかりしているため、台風の強烈な風圧の影響も受けにくく、また、地震の時の激しい揺れの影響も受けにくいということです。また、それが結果的に耐久性を高める要素にもなり、100%、2階の床が抜けて落っこちてくることもないです。

耐震等級3という安心

とはいえ、それでもまだ不安がある方もいらっしゃると思うので、その場合は「耐震等級3」の取得をオススメしているのですが、これは要するに「保険」だと考えていただいていいと思っています。

安心を買うために追加でお金を払っていただくというイメージです。30万円ぐらいの費用を、です。家のバランスさえよければ、確実に耐震等級3は取得出来ます。

コスト意識を持つこと

「うちは耐震等級3が標準です!」とか、「うちは制振ダンパが標準です!」といった謳い文句を、並べている住宅会社がありますがここで建てる側のあなたが理解しておいた方がいいことは、「標準となるスペックが高くなれば、その分建築コストも高くなる」ということです。

先程お伝えさせていただいたように、耐震等級3を取るにも30万円ほどコストがかかるわけで、制振ダンパをつけるにしても、40〜50万円ほどコストがかかるわけですから。

また、壁を漆喰にする場合、クロスよりも100〜150万円ほど高くなりますし、外壁を塗り壁にする場合、サイディングよりも80万〜100万円ほど高くなります。さらに、床暖房を設置する場合、しない場合より80〜100万円高くなりますし、キッチンだって選ぶものによったら、あっという間に100万円ぐらい高くなります。

つまり、いいなーと思う要素を取り入れたいと思えば、そのためにはそれ相応のコストがかかるというわけです。

コストはなにより大切な観点

このように、お金さえかければ、家はどんどんよくなっていきます。あなたが思い描く理想にどんどん近づいていきます、しかし、あくまでそれは予算が許す限りで考えるべきですし、どうしてもやりたいことがあるとしたら、何か別のところでコストを調整すべきではないでしょうか。

例えば、どうしても耐震等級3を取りたいけど、予算もこれ以上かけられないとしたら、30万円分削れるところがないかを同時に考えるべきですし、どうしても漆喰の壁にしたいけど、予算もこれ以上かけられないとしたら、100〜150万円分削れるところがないかを同時に考えるべきなのですが、これだけ大きな金額を削るとなると、面積をカットするしか方法がありません。

となると、2〜3坪(4〜6帖)ほど面積をカットしなければいけないのですが、そのために、どこなら削ってもいいのかをあらかじめ考えておくことが大切です。

これから先、私たちの可処分所得は確実に下がっていきますし、子供や老後のために、また家を維持していくために、たくさんのお金が必要になるので、家づくりにお金をかけ過ぎるべきではありません。

でも、かといって家の品質を落とすべきではないので、コストをかけないようにしながら、品質の良い家を建てることがなにより大切なこととなってきます。

そんなわけで、大切な予算をしっかり守りながらいい家が建てられるように、プラスとなる知識だけでなくマイナス出来る知識も持ち合わせながら、家づくりをしていただければと思います。

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